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仲人士の収益モデル
仲人士の仕事内容は簡単に言うと、結婚を希望する男女を集め、マッチングやお見合いのセッティングを行うお仕事です。仲人士の収益は会員の成婚料などから成り立ちます。では、具体的にはどのような内訳になっているのでしょうか。日本仲人協会の仲人士を例に挙げてみていきましょう。
日本仲人協会の仲人士の収入の内訳
- 入会金…入会時に受け取る（5,000円～30,000円）
- 月会費…毎月受け取る会費（5,000円～10,000円）
- 成婚料…成婚時に受け取る（100,000円～300,000円）
- ブライダルナビ紹介料…成婚に至った会員に結婚式場や指輪を紹介した時の紹介料
日本仲人協会の仲人士の収入の内訳はこのようになっています。ほかの結婚相談所では、高額な入会金を受け取ったり、お見合い料を受け取ったりするところも多いですが、日本仲人協会ではそれらを禁止しています。その理由は、結婚希望者に広くサービスを受けてもらい、結婚できずに悩む方の数を減らしたいという思いからです。
この考えに賛同していただける方のみ、日本仲人協会の仲人士として登録していただいております。
では、年収はだいたいどのくらいになるのでしょうか。仲人士の年収は、働き方によって大きく変わってきます。
仲人士は、会社員や主婦の副業から、開業して本業として取り組むなど、自分のライフスタイルに合わせて様々な働き方が可能です。それぞれの働き方で活動頻度や年収がどのように変わってくるのかを見ていきましょう。
仲人士の年収（会社員の副業の場合）
まずは副業で仲人士の仕事をする場合です。会社員で仲人士の副業をしているYさんの場合を例に挙げてみていきましょう。
活動頻度…週1回
会員数…5名
月収…月会費50,000円＋入会金30,000円＋成婚料0円＝80,000円
会員数が少ないため、成婚料はある月とない月があります。成婚が年間1組あるとして計算すると、
80,000円×12ヶ月＋30万円×1組＝126万円
年収は126万円となります。
週1回の副業で稼ぐには十分な金額と言えます。
仲人士の年収（主婦の副業の場合）
次に、主婦が副業として仲人士の仕事をする場合の年収を見てみましょう。日本仲人協会で仲人士の仕事をしている主婦Tさんの場合を例に挙げてみていきましょう。
活動頻度…週3回
会員数…15名
月収…月会費150,000円＋入会金60,000円＝210,000円
成婚数が年5組として計算すると、
210,000円×12ヶ月＋30万円×5組＝402万円
年収は402万円となります。
主婦業と両立しながらの副業で、中小企業のサラリーマンの年収程度に稼ぐことができます。
仲人士の年収（本業の場合）
最後に、仲人士を本業としてある程度の規模で取り組む場合の年収を見てみましょう。日本仲人協会で活躍する起業主婦Yさんの場合を例に挙げてみていきましょう。
活動頻度…週5回
会員数…35名
月収…月会費350,000円＋入会金150,000円＝500,000円
成婚数が年8組として計算すると、
500,000円×12ヶ月＋30万円×8組＝840万円
年収は840万円となります。
週2日しっかり休んで年収840万円稼げると考えると、かなり割の良いお仕事といえるのではないでしょうか。
仲人士は誰でも同じように稼げるの？
このような年収の事例を見て気になるのが、自分でも同じように稼げるのかということだと思います。この年収の事例だけを見ると、楽に稼げるというイメージを持たれるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。
収入を得るためには、自分で会員を集めて質の良いサービスを提供し、成婚につなげていく必要があります。それをして初めて先程紹介した事例の年収を稼ぐことができます。
日本仲人協会では、どんな人でも同じように仲人士として稼げるようになっていただくために、毎月の勉強会や集客補助などのサポート体制を強化しています。日本仲人協会に加盟し、こちらがお伝えすることにコツコツ取り組んでいただければ、仲人士として成功することができます。
まとめ
以上、仲人士の年収がどのくらいになるのか、副業や開業の場合のそれぞれの働き方別に紹介しました。
仲人士の仕事は、コツコツ取り組めばその分だけ稼げるということだけではなく、やりがいを感じられる魅力が他にもたくさんあります。
仲人士の他のやりがいについては下記の記事で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
婚活アドバイザー（仲人士）625人に聞いた！結婚相談所の仕事のやりがい
また、仲人士の具体的な仕事内容が知りたいという方は、下記の記事で説明していますのでチェックしてみてください。
