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副業のタクシードライバーの収入はどれくらい?
副業でタクシードライバーをする場合、雇用形態はパートやアルバイトになります。正社員の場合は完全歩合制もしくは固定報酬+歩合制のところが多いですが、パートやアルバイトの場合は短時間の勤務なので時給制のところも多いです。
実際に求人サイトで募集されているタクシードライバーの案件を、歩合制と時給制に分けて見てみましょう。
完全歩合制の場合
大阪市内のシフトが完全に自由のタクシー会社の場合、16日の勤務で月収が16万円~20万円となっています。単純に日割りで給与を計算すると、日給は1~1.2万円程です。月6日働くと収入は6~7.2万円となります。
固定報酬+歩合制の場合
神戸市の週1~の勤務ができるタクシー会社の場合、日給が5,000円で1日の売り上げによって日給が上がる仕組みになっています。売り上げによる歩合についての金額の記載はありませんが、月6日働くと30,000円+歩合となります。
時給制の場合
介護タクシーのドライバーの場合、時給制のところが多いです。週1~2、1日2~3時間の勤務で時給は1,000円~1,500円程度となっています。月6日2~3時間働くと、収入は12,000円~27,000円となります。
タクシードライバーとして副業を始めるには
タクシードライバーを始めるには第二種運転免許が必要ですが、正社員の場合は免許取得の費用を会社が負担してくれたり、免許取得のサポートをしてくれたりするところが多いですが、アルバイトやパートの場合は第二種運転免許を持っていることが応募条件になっているところも多いです。
ここでは、タクシードライバーとして副業を始める場合の流れについて、第二種運転免許の取得から見ていきましょう。
①第二種運転免許を取得
第二種運転免許は第一種運転免許を持っていて運転経歴が3年以上経過していることなど、いくつかの条件があります。
また、免許の取得方法については、教習所に通うのが一般的ですが、実は免許試験場での一発試験で取得する方法もあります。ただ、一発試験の場合の合格率は10%程なので、お金をかけても教習所に通う方が良いでしょう。
費用と期間ですが、合宿の場合は10日ほど、通学の場合は20日、費用は19万円~22万円程度です。
②タクシー会社に応募する
アルバイトやパートとしてタクシーの副業をする場合、通常のアルバイトやパートと同様、Webや電話で応募して履歴書をお送り、面接をして採用という流れになります。
面接では副業で働きたい旨を伝え、条件や給与などについての詳細をしっかり確認しておくことをお勧めします。
副業でタクシードライバーを始める場合の注意点
タクシードライバーはサラリーマンの副業に向いていますが、デメリットもあります。
体力的・精神的な負担がある
タクシードライバーはお客さんを乗せて運転するので、普通に運転するよりもかなり神経を使います。また、数時間座りっぱなしなので足腰への負担も大きいです。運転が好きな人はそれほど苦にはならないかもしれませんが、思っているより体力を使うと思っておいた方が良いでしょう。
悪質な客に当たった場合
副業としてのタクシードライバーは夜間に働くことも多いと思いますが、夜は酔っ払いなどの悪質な客に当たることも少なくないと思います。中には乗り逃げや暴力をふるってくる客もいるので、その辺りは注意が必要です。
稼げる額に限界がある
タクシードライバーの副業は、歩合制の場合は働いた分だけ稼げるが魅力ですが、一人で稼働できる時間には限界があるので、収入も頭打ちになってしまいます。副業で稼げる額は多くても15~20万円程になります。
タクシードライバー以外にサラリーマンにおすすめの副業
タクシードライバーの副業以外にも、サラリーマンにおすすめの副業があります。
営業の副業
特に営業の仕事をしている方におすすめなのが、営業の副業です。営業もタクシードライバーの副業と同様に報酬が歩合制になっている場合が多いですが、営業の場合は販売する商品によっては高額な報酬を得ることができるため、タクシードライバーの副業よりも効率的に稼ぐことができます。
営業の副業については次の記事で詳しく説明していますので、あわせてチェックしてみてください。
結婚相談所の副業
女性が活躍しているイメージが強い結婚相談所ですが、最近はサラリーマンの副業で始める人も増えています。結婚相談所は自宅で一人で開業でき、集めた会員数や成婚数に応じて収入が増えていくので、働き方によっては副業でも高額な収入を得ることが可能です。
結婚相談所の副業については次のページで詳しく説明していますので、あわせてチェックしてみてください。