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営業の副業をしたい!その働き方とは?
サラリーマンが副業をする場合、働ける時間は土日や平日の夜など限られます。土日や平日の夜だけで外回りの営業の副業はできるの?と心配になる方もいるかもしれませんが、土日のみの週1~2回でも受注できる案件は意外と多くあります。
例えば、コンビニやスーパーなどの小売店営業であれば土日でもOKですし、家庭教師などの教育サービスや、太陽光発電、ガスや電気、生保などの保険の営業など、BtoCの営業であれば土日の方がむしろ稼働しやすくなります。
仕事内容については、正社員としての営業の仕事と同様、新規営業(アポなし営業)、ルート営業、反響営業など様々な種類がありますが、副業として募集されている案件ではアポなしの新規営業が最も多い印象があります。
また、仕事の形態にもよりますが、営業の副業は依頼主とのやり取りはメールや電話がほとんどなので、基本的に直行直帰となります。
副業の営業の報酬体系と相場
では、副業の営業では実際にどのくらい稼げるのでしょうか?報酬体系ごとに見てみましょう。
時給または固定給+インセンティブ
時給や固定給+インセンティブの場合は、週5などメインでその仕事をすることが求められる場合がほとんどです。そのため、副業には向いていません。報酬の例を挙げるので、参考程度に見ていただければと思います。
・業務用アプリ販売(反響営業)
時給1,500円+インセンティブ10%
週5勤務の場合の想定報酬:160時間×1,500円=240,000円+インセンティブ20万円=44万円
・出版社の書店営業(新規営業)
固定報酬15~20万円+インセンティブ
週5勤務の場合の想定報酬:20万円+インセンティブ20万円=40万円
フルコミッション(完全成果報酬)
フルコミッションの場合、契約が取れないと報酬が得られないというリスクはありますが、販売する商品やサービスによってはかなり高額な報酬を得ることが可能です。実際にWeb上で募集されている副業の職種と報酬を見てみましょう。
・光回線への切り替え案内(新規営業)
1契約:30,000円~50,000円
週2勤務の場合の想定報酬:6件契約で236,000円
・ガスの切り替え案内(新規営業)
1件2,000円
週2勤務の場合の想定報酬:日給32,000円計算×8日=256,000円
このように、フルコミッションの営業の場合、副業で週2回程度稼働するだけで20万円以上の報酬が得られる場合があります。また、フルコミッションの場合はノルマがない場合が多いので、副業で営業の仕事をする際はフルコミッション型がおすすめと言えます。
副業で営業の仕事を受注する方法
では、営業の副業を始めるにはどうすれば良いのでしょうか。仕事を受注する方法はいくつかありますので、順番に見ていきましょう。
クラウドソーシングサービス・副業サイト
クラウドソーシングサービスや副業サイトに登録し、募集されている案件に応募する方法です。
クラウドソーシングサービスにはランサーズやクラウドワークスなどがありますが、プログラマーやデザイナー向けの仕事が多くなっており、それに比べると営業の仕事はそれほど多くはありません。
一方、副業サイトには営業の仕事をメインに取り扱うサイトもありますので、そのようなサイトの方が案件が豊富で見つかりやすいと言えます。
複数のサイトに登録し、自分に合った仕事を探してみることをおすすめします。
ビジネスセミナーなどで人脈を広げる
営業の仕事を受注する方法としてもう1つ、ビジネスセミナーなどで人脈を作って直接契約する方法があります。セミナーの内容は、中小企業の代表や役職付きの人が集まる集客セミナーなどがおすすめです。
中小企業の中には、営業スタッフが不足しているところが結構多いです。そのような会社の代表や役員と人脈を作っておくことで、そのつながりで仕事を受注することができるようになります。
営業スキルが認められれば、そこからさらに別の会社の仕事も依頼してもらえたりするので、うまくやればクラウドソーシングサービスや副業サイトなどよりも継続的に安定した報酬が得られる場合もあります。
まとめ
以上、営業の副業について、働き方や報酬、始める際のポイントなどについて説明しました。営業は、他の副業の仕事と比較しても高額報酬が得やすい職種になっています。さらに、副業から始めて独立することで、サラリーマンとして営業をしている時よりも収入アップが見込めます。
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