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結婚アドバイザー(婚活アドバイザー)はどんなお仕事?仕事内容は?
結婚アドバイザー(婚活アドバイザー)とは、結婚を希望している男女をマッチングして結婚に導くお仕事です。結婚相談サービス会社の相談員として働く場合と、自分で結婚相談所を開業する場合の2パターンの働き方があります。
「自分で結婚相談所を開業」と聞くと、大掛かりなイメージを持たれるかもしれませんが、実際は思っているよりも簡単に開業できてしまいます。大手結婚相談所に加盟し、説明会や研修を受けるだけですぐに開業することができます。特別な資格や経験も不要なので、他の業種業態に比べて開業や副業がしやすいメリットがあります。
結婚相談所の開業については別の記事で詳しく説明していますので、ぜひチェックしてみてください。
まずは、結婚相談サービス会社に勤める場合と、結婚相談所を自分で開業する場合それぞれの仕事内容を見てみましょう。
結婚相談サービス会社に勤めて社員・パートで働く
1つ目のパターンは、結婚相談サービス会社で社員やパートとして働く場合です。その場合の結婚アドバイザーの仕事内容を見てみましょう。
大手結婚相談サービス会社は、マッチングとお見合いだけではなく、婚活セミナーや婚活パーティーなど様々なサービスを展開している場合がほとんどです。
単に会員のマッチングを行い、結婚の相談に乗るというお仕事にとどまらず、入会希望者への営業や婚活パーティーの企画・運営など様々なお仕事をすることになります。
一担当としてお客様のマッチングからお見合い、成婚までのサポートを任される場合も、担当として受け持つお客様は一人ではなく複数です。担当するお客様の数は自分で調整することはできないので、一人一人のお客様に提供できるサービスには限界があります。
また、正社員や契約社員、アルバイトなど様々な形がありますが、会社に勤めるという点で安心して働くことができる反面、会社の方針や指示に従う必要があるため、自分の希望する働き方ができない可能性もあります。
正社員として働ければ給与や待遇は安定する反面、どれだけがんばっても報酬が上がらなかったり、時間の自由がないなどの制約がどうしてもあります。
副業、または独立して結婚相談所を開業する
2つ目のパターンは、自分で結婚相談所を開業する場合です。
独立・副業あるいは週末だけの起業など様々なパターンがありますが、結婚相談所(結婚アドバイザー)は自分の現状に合わせて働き方を変えやすいため、時間を有効に使いたい方にはおすすめです。
結婚相談所を運営している方は、ほとんどの場合が社員を雇わず一人で運営されています。結婚相談所というよりは、個人の結婚アドバイザーのようなイメージです。
自分で結婚相談所を開業する場合はすべて自分一人で運営するので、集客や入会希望者への対応など色々な仕事がありますが、メインは会員の方の相談に乗り、お相手を紹介して結婚まで導くことです。会員に情報を提供し、マッチングしてお見合いをセッティングし、相談に乗ったりときにはアドバイスをしたりして、会員と一緒になって会員の成婚のためのサポートをしていくのが結婚アドバイザーの仕事となります。
自分で開業するという点で不安定ではありますが、すべて自分の裁量で、自分の提供したいサービスをお客様に提供することができます。
また、一人のお客様をお見合いから結婚まで自分でサポートしたいという方は、自分で結婚相談所を開業するのがおすすめです。
「結婚相談所の開業に興味があるけど、分からないことが多くて不安…」という方は、まずは日本仲人協会の講座にご参加ください。
結婚アドバイザー(婚活アドバイザー)になるために資格は必要?
では、結婚アドバイザーになるために何か必要な資格はあるのでしょうか?
結婚アドバイザーのお仕事に国家資格は現時点ではありません。また、結婚相談サービス会社に就職する場合も特に必要な資格はありません。自分で結婚相談所を開業する場合も、特に免許制ではありませんので、誰でも開業することが可能です。
とはいえ、結婚相談所を自分で開業して結婚アドバイザーの仕事をする場合は、「資格を持っている」となると、信頼感が高まります。「結婚アドバイザーの勉強をして資格を取りました!」というのと、「資格は特にありませんが、結婚アドバイザーを始めました」というのでは印象が全然違うと思います。
資格試験を受講して資格をとっておくことで、結婚相談所ビジネスが成功する確率は上がります。
国家資格ではありませんが、結婚アドバイザーのお仕事には、特許庁商標登録取得済みのしっかりとした資格があります。
結婚相談所としての信頼性アップ!仲人士資格試験と資格取得方法
個人で結婚アドバイザーのお仕事をするのにおすすめの資格が日本仲人協会の「仲人士資格試験」です。
結婚アドバイザーのお仕事をする人は、昔は「仲人士」と呼ばれていました。この資格は、ユーザーが安心して利用できる結婚相談所を増やしたいという業界全体の思いから作られた歴史ある資格です。
「結婚したいのにできない」人が増えてきている昨今、結婚・婚活に悩む男女のサポートをしながら生計を立てられる“婚活ビジネス”はたしかな市場があります。そしてその市場の中で婚活アドバイザーとしてやっていく中で、この仲人士資格試験を取得することでお客様に安心感を持ってもらうことができます。
仲人士の資格について、詳しくは下記のページをチェックしてみてください。
結婚アドバイザー(婚活アドバイザー)の年収はどのぐらい?
では、結婚アドバイザー(婚活アドバイザー)として働くと、どれくらいの年収を得られるのでしょうか。
社員・パートで働いている人の年収
結婚相談所は非正規の雇用が多く、結婚アドバイザーなどサービスに関わる職種でも契約社員・パート・アルバイトとして働く人が多く在籍しています。そのため、年収面が低く見えがちですが、その分勤務日数や勤務時間も少なくなるため、必ずしも「収入が低い」とはいえません。
また、会社・組織によりますが、会員の成婚数に応じてインセンティブ(成果報酬)が支払われる場合もあるため、努力して実績を出せばその分だけ給与の面でも報われる働き方と言えます。
副業・独立開業で自営業で働いている人の年収
結婚アドバイザーとしての主な収入は、会員が支払う会費と、成婚した際の成果報酬(成婚料)になります。
たとえば日本仲人協会であれば、月会費を1万円とすると、会員を10人集めれば月に10万円になり、さらに2ヶ月に一回会員が成婚すれば成婚料30万円が収入となります。これだけで月に25万円となり、副業と考えると十分な収入となります。
また、独立してやっていくとしても、会員を10人増やし、サポートを手厚くして月に一組の成婚を出せれば、月に50万円の報酬となります。
日本仲人協会の結婚アドバイザーは経営・運営していく上での費用も少なめのため、ビジネスとして十分成り立つと言えます。
結婚相談のプロのカウンセラー・アドバイザーとして活動する為に資格はあった方が良い?
このように、頑張り次第で大きく稼げる上に、自分で時間をコントロールしやすいというメリットのある結婚アドバイザーですが、上記でもお話したとおり、必ずしも資格を必要とするものではありません。
ただ、やはり資格を持っているのと持っていないのとでは、顧客から見たときの信頼感が違います。
会員は、自分の人生の重大事である「結婚」の相談・アドバイスを、信頼できる人に頼みたいと真剣に考えています。そんな会員さんに信頼いただくために、資格を取得しているプロであるという証明を見せられることは、選ばれるための大事なポイントとなります。
婚活中の独身クライアントとアドバイザーとして相性が合わないと感じたら?
結婚アドバイザーを続ける中で、会員と相性が合わないということも出てくると思います。プロとして仕事をする以上、相性が合わないから放り出すということはあってはいけません。
多くの場合、コミュニケーションが不足していて、お互いがお互いのことを誤解していることから関係がギクシャクするものです。会員が何を望んでいるか、何に悩んでいるかをしっかりヒアリングした上で、協会の方針や自分自身にできること・できないことをごまかすことなくはっきり伝えましょう。
それでもやはり関係がうまく行かないのであれば、退会をおすすめすることも選択肢に加えましょう。
とにかくすぐに結婚相談所を始めたいという方は…
以上、結婚アドバイザーの仕事や資格について説明しました。結婚相談サービス会社の社員として働く場合は特に資格は必要ありませんが、自分で結婚相談所を開業して働く場合は、信頼感や安心感を高めるためにも、ぜひ仲人士資格試験の取得を検討してください。
また、とにかくすぐに結婚相談所を開業したいという方には、日本仲人協会のマリッジアドバイザー養成講座がおすすめです。無料の説明会参加後2週間で開業することが可能です。
最短2週間で結婚相談所の開業が可能!マリッジアドバイザー1日集中講座はこちら
結婚相談所を開業した場合にポイントとなるのが、”集客”です。結婚相談所の集客については次の記事で紹介していますので、結婚相談所の開業を考えている方はぜひチェックしてみてください。