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結婚相談所の仕事は50代女性に向いている
結婚相談所の仕事は、50代の特に女性に向いているお仕事だと私は思っています。結婚相談所の会員の年齢層を見てみると、どの結婚相談所も30代~40代が6割~7割を占めています。
結婚の相談というのは人生の相談でもあります。結婚のことで悩んでいる人は、結婚が人生における最大の悩みであると感じている人が多いです。
特に女性は、結婚によって人生が左右される場合が多いです。女性の社会進出が進んでいるとは言え、やはりまだまだ女性の貧困や非正規雇用でしか働けないという悩みは少なくありません。そのような方にとっては、結婚がその後の人生を大きく左右することになります。
そういった人生の大きな悩みを相談する相手は、自分より人生経験豊富な年上のアドバイザーの方が安心感がありますし、人によって違うと思いますが、男性よりも女性の方が相談しやすいという人の方が多いのではないかと思います。
そういった面で、結婚相談所のアドバイザーは50代の女性に向いていると言えます。
では、結婚相談所の求人はどのような状況になっているのでしょうか。正社員・アルバイトそれぞれの求人状況を見てみましょう。
結婚相談所の50代の正社員の求人
どの企業でもそうですが、50代から正社員で雇ってもらうことはかなりハードルが高いと思います。求人にかかる費用は広告費やその他費用など、私たちが思っているよりも高額です。中途採用のコストは一人当たり80万円から、高くて300万円ほどになるとも言われています。
高い広告費をかけて求人を出しているので、採用する側としてはなるべく長く働いてもらえる方が良いのです。
しかし、先程お伝えしたように結婚相談所のアドバイザーのお仕事、本来は20代や30代よりも50代の方に適性があると言えます。実際に、40代~50代を中心とした求人情報を出している結婚相談所もあります。
結婚相談所の正社員の求人は、他の業種の求人と比較すると、50代からでも歓迎されやすい傾向にあると言えます。
結婚相談所の50代のアルバイト求人
では、アルバイトや非正規の求人情報はどうなっているのでしょうか。結婚相談所のアルバイト求人は大きく分けて2パターンの職種があり、結婚相談所のメインのお仕事である結婚アドバイザーと、会員を集めるための電話営業のお仕事のどちらかになっています。
求人にかかるコストは正社員の求人よりも低額であるということを考慮すると、アルバイトの方が50代の年齢がネックにならない可能性が高いです。実際に、電話営業のお仕事は経験豊富な40代~70代を中心に求人を出しているところもあります。
結婚相談所は自分で開業できる
結婚相談所の求人を探して正社員やアルバイトとして雇ってもらう他に、結婚相談所を自分で開業するという選択肢があります。
開業と聞くとなんとなく大掛かりでお金も手間もかかりそうなイメージがあると思いますが、決してそうではありません。今は、大手結婚相談所に加盟し、説明会や講習を受けることで誰でも簡単に始めることができるのです。
また、結婚相談所に入ってくる売り上げはすべて自分の収入になるので、正社員やアルバイトで働くよりも高い収入を得ることが可能です。さらに、会社員やアルバイトの場合は勤務時間やシフトが決まっていますが、自分で開業すれば働き方も自由です。
実際に日本仲人協会に加盟して結婚相談所を運営している会員は、50代の割合が最も多く約40%を占めています。さらに、日本仲人協会では会員同士の交流の場を用意しているので、同年代で結婚相談所を運営している会員の話を聞いたり、協力しながら運営したりすることも可能です。
結婚相談所を自分で開業する場合の必要資金や準備については下記の記事をチェックしてみてください。
結婚相談所の開業資金の相場は?開業に必要な準備って?
もし正社員やアルバイトの求人が見つからない場合や、条件があまりよくないという場合は、結婚相談所を自分で開業するという選択肢もぜひ視野に入れてみてください。
特に、会社員や主婦の方には開業がおすすめです。自分で開業する場合は、すぐに生活できるだけの収入が入るわけではありません。最初は2万円~3万円から始めて、徐々に20万、30万、50万と収入が増えていくイメージです。また、週1~2で活動する副業からのスタートも可能です。
結婚相談所(仲人士)の働き方と収入については下記の記事をチェックしてみてください。
まとめ
以上、結婚相談所の求人について説明しました。正社員・アルバイト・開業それぞれの働き方から自分に合った働き方を見つけてみてください。