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あなたが起業を目指す目的は何ですか?
まず初めに確認しておきたいのが、あなたが起業を目指す目的です。「かっこいい女性起業家になりたい」「世の中の役に立ちたい」「やってみたい事業がある」「自分の力でお金を稼ぎたい」など、起業の目的は様々だと思います。
ただ、人脈や強力なコネがなければ、自分で起業するのは思っているよりも大変です。20代独身の若くて体力があり、時間の自由も利く間はがむしゃらに頑張るのも良いかもしれませんが、40代で子どももいる女性にとってはかなりハードルが高いのではないでしょうか。
もしあなたが、「この事業をしたい」という明確なビジョンがない場合は、一から事業を起こす本格的な起業ではなく、すでに準備されたフィールドで活躍できる“なんちゃって起業”がおすすめです。
専業主婦でも自己資金なしでも田舎でも始められる!40代女性の起業
現在は多様な起業の方法がありますし、国や地方も起業の支援を積極的に行っています。
40代女性が起業するにあたっての起業を取り巻く現状について説明します。
プチ起業・ひとり起業・週末起業・・・、起業の仕方はさまざまな種類がある
以前に比べて起業するハードルがぐっと下がりました。
以前はある程度資金を整えて、事務所や店舗を借りて、人を雇って・・・、と様々なことを準備しなければいけませんでしたし、その分お金もかかりました。
”起業する”というと、かなりの覚悟が必要とされました。
しかしいまは、PCやスマホがあれば始められます。
週末だけ、とか、一人でスマホさえあれば、など、多様な起業方法があり、以前と比べてハードルもぐっと下がっています。
まずはスキマ時間ではじめ、実績が出てきたらフリーランスや個人事業主として活動し、さらに法人を開設するなど、小さく始めて育てることができる時代です。
起業に関心がある人は、とても取り組みやすい時代と言えます。
国や地方の支援や助成金・創業融資を有効に活用!
起業したいけど、先立つものが・・・という方もいると思います。
しかしいまは国や地方自治体などを始めとして、いろんな形の起業支援の制度があります。
例えば補助金や助成金であれば
- ・経済産業省(経産省)系の補助金・助成金
・厚生労働省系の補助金・助成金
・自治体独自の補助金・助成金
などがありますし、政策金融公庫の創業融資もあります。
自治体によっては、専門家を低額で派遣してくれるところもあります。
こうした支援を上手に活用することで、起業を軌道に乗せることもできます。
職種・分野・アイデアもさまざま!40代女性起業の成功例・失敗例
40代女性の起業についてはわかったけど、どんな例があるの?とお考えの方もいると思います。
ここでは、成功例・失敗例をそれぞれご紹介します。
◆固定費が抑えられて未経験でも始められる結婚相談所で、副業から完全開業へ!
子育てが一段落して、自分でなにか始めようと思った40代の女性。自分には大したスキルが無いと思って諦めかけたところ、結婚相談所の活動について知りました。未経験でもできて、初期投資もあまりかからないことを知って、まずは週に一日くらいからスタート。
少しづつお客様が増え始め、数年で月収も数十万になり、本格的に開業して活躍しています。
◆初期投資がかかりすぎて、回収に焦ってしまって失敗
資格を取って稼げるようになりたい!と思って、少なくない費用を払って資格をとって副業としてスタート。しかし資格をとっても営業の仕方などがわからず、なかなか仕事に結びつかない状況が続きました。もう辞めてしまおうかと思っても、最初に大きな額の投資をして資格をとったのでもったいないと考えて辞めるに辞められず、苦しい毎日を過ごしています。
起業方法にはいろいろありますが、まずは初期投資も固定費もかからず、リスクの低いものから始めるほうがおすすめです。
夫に反対されない!ローリスクの“なんちゃって起業”
40代既婚女性の起業の大きな足かせになるのが、夫の反対です。ビジネスにもよりますが、起業する際はほとんどの場合、高額な開業資金が必要になります。事業が成功すれば、開業資金も回収できるので良いですが、失敗したときは損失だけが残ってしまいます。もともとあったお金が無くなってしまうだけならまだしも、借金を抱えてしまうこともあります。
そう考えると、夫が反対する気持ちも分からなくはありません…。ただ、そんな方にもおすすめなのが“なんちゃって起業”です。
“なんちゃって起業”とは、私が勝手に命名した働き方なのですが、言ってしまえばフランチャイズビジネスのことです。また、その中でも開業資金が0円~5万円以内に収まっているビジネスが、私が考える“なんちゃって起業”に当たります。
フランチャイズとは、加盟金やロイヤリティを支払う代わりに、サービスや商品を販売できるというビジネスモデルです。フランチャイズなら、自分で一からサービスや商品を用意する必要がなく、身一つで始めることができます。
フランチャイズといえば、コンビニや飲食店が思い浮かぶかもしれませんが、今はもっと色々なジャンルのビジネスがあります。また、コンビニや飲食店などの店舗型のビジネスの場合は開業資金が100万円~高ければ500万円以上になることもありますが、今は0円~5万円と低額で始められるビジネスも増えてきています。
この、開業資金が低額のフランチャイズビジネスの場合、失敗した時のリスクがほとんどありませんので、開業資金や失敗のリスクのために夫に反対されている人も説得しやすくなります。何より、自分自身も安心して始められますよね。
40代女性におすすめのなんちゃって起業“結婚相談所”
フランチャイズビジネスのポータルサイトで検索すると、開業資金が0円~5万円のビジネスがたくさん出てきます。その中でも私がおすすめするのが、「結婚相談所」ビジネスです。
結婚相談所ビジネスは、大手結婚相談所に加盟すれば自宅で一人で開業することができます。開業資金も安いところだと3万円程度、月々にかかる費用も1万円程度です。これなら、失敗した時のリスクも最低限で済みます。
また、何よりも魅力的なのがその働き方と収入です。結婚相談所は、会員数に応じて仕事量が決まるため、週1からでもスタートできます。会員数が少なければ、月収も1万円~5万円と少ないですが、軌道に乗って会員数が増えてくれば、40代50代の主婦の方で100万円以上稼いでいる人もいます。
自分のライフスタイルに合わせて自由に働けて、頑張りしだいで収入が増えていく。起業したい40代の女性にとって、とても働きやすく、やりがいのあるビジネスだと思います。
実際に日本仲人協会で結婚相談所(仲人士)を運営する先輩の声はこちら
結婚相談所は40代女性だからこその経験を活かせる
結婚相談所の魅力はその働き方や収入だけではありません。結婚相談所のビジネスは、40代の既婚女性の強みを最大限に活かせるビジネスなのです。
結婚相談所ビジネスのお仕事内容は、結婚を希望する男女をマッチングして、結婚まで導くというものです。ただ相手を紹介してお見合いを組むだけではなく、時には悩み相談や人生相談に乗りながら、二人三脚で幸せをつかみ取るお手伝いをします。
そのときに強みになるのが、40代の既婚女性の経験です。自分自身が経験していることだからこそ、自分の経験をもとにアドバイスをすることができます。また、身だしなみやマナーなどのアドバイスも必要になってくるので、その点では、男性よりも女性のほうが細かい点に気が付くので向いているのです。
実際に会員の立場に立っても、20代30代の若い独身女性より、40代の既婚女性のほうが信頼できますし、説得力がありますよね。
結婚相談所の仕事については、下記の記事でさらに詳しく説明していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
以上、40代女性で起業したい方に向けて、“なんちゃって起業”の魅力について説明しました。40代からでも無理をせずに活躍できるフィールドがあります。あなたが自分に合ったビジネススタイルで、やりがいを感じながら仕事をすることができれば幸いです。