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正社員が副業をするときに気をつけること①就業規則
正社員が副業を始める場合に気をつけることとして、最初にお伝えしたいのが、就業規則の確認です。
実は、副業は法律で禁止されているわけではなく、会社ごとに就業規則によって決められています。就業規則に副業を禁止する旨が記載されていて副業をした場合でも、違法ではないのです。(※公務員は法律で副業が禁止されています。)
ただし、就業規則で禁止されているのにかかわらず副業をした場合、会社に対する契約違反になり、何らかの指導や処分を受ける可能性があります。
また、処分がなくても上司や同僚の信用を失って仕事に支障が出ることもあるので、就業規則で副業が禁止されている場合は、ルールに反して副業をすることはおすすめしません。
言わなければばれないだろうと思う人もいるかもしれませんが、思わぬところから副業をしていることが発覚してしまう場合もあります。副業がばれる原因については次の記事で詳しく説明しています。
会社員の副業がバレる3つの理由。あなたの会社は副業禁止?副業OK?
そもそも副業ってどこから?
「就業規則で副業が禁止されていたけど、そもそも副業の定義が分からない」という人も多いと思います。
例えば、家庭教師のアルバイトなら副業に当たりそうだけど、メルカリで不用品を販売することやポイントサイトなどは大丈夫では?と、空いた時間でお小遣い稼ぎ程度に取り組むものであれば副業に当たるのかが微妙ですよね。
副業は法律用語ではないので、決まった定義はありません。一般的に会社が副業を禁止するのは、「副業で疲れが出ることで本業に支障が出る」「競合関係になり、顧客や情報が流れる」などのことを防ぐことが理由となっています。
そのため、そのような心配がなければ副業として禁止されない可能性が高いです。ただし、副業の定義は会社によって異なりますので、事前に確認することをおすすめします。
正社員が副業をするときに気をつけること②本業に支障が出ないようにする
副業が禁止されていない場合でも、副業によって本業の会社員としての仕事に支障が出ることは良くないことです。
特に、アルバイトの場合は労働時間が長く、週の稼働日数も決められている場合が多いので気をつける必要があります。
週1回であればそれほど疲労がたまることはないかもしれませんが、週2~3となると疲れが出て仕事中に居眠りをしてしまったり、体調を崩して休んでしまったりということにもなりかねません。
また、今流行りの出前の配達員の副業などでは、事故や怪我の危険もあります。副業で怪我をして仕事に行けなくなってしまっては本末転倒です。
副業がOKの場合も、会社員としての仕事に支障が出ないように、疲れや怪我には気をつけるようにしましょう。
正社員が副業をするときに気をつけること③収入が一定額を超えたら確定申告を
正社員が副業を始めるときに気をつけることとして最後にお伝えしておきたいのが、確定申告についてです。
副業によって得た収入が一定額を超えた場合は所得税がかかり、住民税の金額も変わりますので、確定申告が必要になります。
副業を始めて収入が入り始めたら、自分が確定申告をする必要があるかどうかを確認するようにしましょう。
会社員の副業におすすめの副業は?
会社員が副業をする場合、稼働できる時間は平日の夜や土日祝日など限られています。空いた時間をいっぱいいっぱい使うと体力的にも精神的にも疲弊して本業に影響が出てしまいます。
そのため、会社員の副業ではなるべく労働時間が少なく効率的に稼げる副業がおすすめです。また、通勤時間は負担になることが多いので、在宅でできる副業もおすすめです。
ここでは、忙しい会社員におすすめの副業をいくつかご紹介します。興味のあるものがあれば記事をチェックしてみてください。
カーシェアリング
カーシェアリングとは、自分の車を他人に貸し出して収益を得るというものです。アプリに登録するだけで簡単に始められるので、車をお持ちの会社員の方にはおすすめです。
会社員の副業におすすめのカーシェアリング。稼ぐコツや注意点は?
アンケート
企業などが実施するアンケートに回答することでポイントを貯めて、お金に換えることができる副業です。こちらもマクロミルなどのアンケートサイトやアプリに登録すれば簡単に始めることができます。
写真を活かした副業
写真が趣味という人には、写真を活かして稼げる副業がおすすめです。例えば、自分が撮影した写真を登録して、ダウンロードされるたびに報酬が入るストックフォトなどが代表的なものです。